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心病む夫と生きていく方法〜統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつくした結婚、子育て、仕事、つらさ、そして未来
¥1,650
あなたはひとりじゃない–ある日、明るく優しい夫が心の病を患った。不安で押しつぶされそうになる妻。座談会や体験談を通して、著者の蔭山正子先生と共に困難や乗り越え方を考えます。 あなたはひとりじゃない ある日、夫の様子がいつもと違う。 明るく優しい夫が心の病を患った。 仕事に行けず、一日中家にいる夫。 子どもも小さく、これからの人生を考えると不安で押しつぶされそうになる妻。 統合失調症、双極性障害、うつ病… 妻がどのような困難にぶつかり、どう乗り越えてきたのか、そして、どのように変わったのか。 験談と座談会を通じて、ひとつひとつに向き合い、精神障がい者の家族支援研究者 蔭山正子先生(大阪大学大学院准教授)と一緒に考えていきます。 ※妻の体験から役立ったこと等、分かりやすい解説付き。読みやすい本です。
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『静かなる変革者たち』ー精神障がいのある親に育てられ、成長して支援職に就いた子どもたちの語り
¥1,540
静かなる変革者たち− 精神障がいのある親に育てられ、成長して支援職に就いた子どもたちの語り 家族は家族。支援者にはなれない ─ ● この本は、精神疾患の親をもつ子どもの会(こどもぴあ)代表 坂本拓さんが、2017年10月、地方版リカバリーフォーラム地方分科会(大阪)で語った「家族は家族。支援者にはなれない」という言葉がきっかけで生まれました。 ●家族であり、支援者でもあるという両方の立場の実体験から放たれたその言葉には説得力があり、そして、精神疾患を患う母親を思う愛情ゆえの葛藤から生み出されたものでした。 「家族は家族、支援者にはなれない」という言葉は、家族のケアラー役割に関して、ある種のパラダイムシフトをもたらしたのです。 ● 本書には精神障がいのある親に育てられ成長して支援職に就いた四人の子どもたちが登場。 「体験記」と「座談会」を通じて、家族・支援者・社会への思いが奥深く・幅広く、語られていきます。 まさに「静かなる変革者たち」の魂の声。 彼らの「気付きの数々」をぜひお読みください。 ●第3章は、横山恵子教授(埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科・大学院保健医療福祉学研究科/教授/看護師)と、蔭山正子准教授(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻公衆衛生看護学教室/准教授/保健師)による、精神障がい者の家族支援についての考察です。 【編集者からみなさんへ】 精神障がいをもつ親に育てられた子どもたち─ みなさんはどのように思うでしょうか。「子どもはさぞ大変だろう」。それは私も同じでした。 しかし、4人の若者達が座談会で語った言葉は、私の先入観をことごとく打ち砕いていくのです。 子どもたちは親の個性を誇りに思い、「このお母さんの子どもにうまれてよかった」と。 前半の「体験記」では、親の発症からの壮絶な人生が記され、後半の「座談会」では、なぜ、このような思いに至ったのか、「家族は家族。支援者にはなれない」とはどういうことなのかが語られていきます。 「精神障がいのある親に育てられ成長して支援職に就いた子どもたち」だからこそ語れる言葉の重みに、ぜひ、耳を傾けてください。 (編集 増田ゆきみ) 【みんなねっとライブラリー第2弾】 みんなねっとライブラリー こころが大切にされる時代に向けて— 公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会 監修のもと、生きづらさを抱える本人と家族が安心して暮らせる社会をめざす一般向け書籍シリーズで、家族、当事者、医療、福祉、介護など、様々な分野の著者が執筆します。令和元年7月創刊。 「みんなねっと」https://seishinhoken.jp/ ※みんなねっとは精神に障がいのある方の家族が結成した団体です。ひとりで抱え込まずに、まずはお気軽にご相談を。 ●みんなねっとライブラリーシリーズ 第1弾 『追体験 霧晴れる時 今および未来を生きる 精神障がいのある人の家族 15のモノガタリ』 ●シリーズの装丁は、矢萩多聞氏 中学で不登校となったことを機に南インドへ渡り、10代のほとんどをインドで暮らしながら、独自の才能を開花させた装丁家が「こころ」を伝えていきます。 「矢萩多聞氏 プロフィール」 画家・装丁家。1980年横浜生まれ。9歳のとき、はじめてネパールを訪れてから、毎年インド・ネパールを旅する。中学1年生で学校を辞め、ペンによる細密画を描きはじめる。1995年から、南インドと日本を半年ごとに往復し暮らし、個展を開催。2002年から本をデザインする仕事をはじめ、これまでに500冊を超える本をてがける。2012年、京都に移住。現在、インド、京都を行き来し、本づくりと画業、ワークショップなど多岐に渡って活動中。 著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『本の縁側』(春風社)、共著に『本を贈る』(三輪舎)などがある。 【基本情報】 書名:静かなる変革者たち 精神障がいのある親に育てられ、成長して支援職に就いた子どもたちの語り 著者:横山恵子、蔭山正子、こどもぴあ(坂本 拓、林あおい、山本あきこ、田村大幸) 発売日:2019年11月8日 定価:1,400円(税別) 版型:四六判 ページ数:226ページ 本文色:1色 ISBN:978-4-295-40370-8 Cコード:0036 発行:株式会社ペンコム 発売:株式会社インプレス
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追体験 霧晴れる時 〜今および未来を生きる 精神障がいのある人の家族 15のモノガタリ(みんなねっとライブラリー1)
¥1,430
【精神疾患は4人に1人の時代。「生きづらさ」に寄り添う「みんなねっとライブラリー」シリーズ第1弾】 4人に1人が精神疾患にかかる時代。人は精神疾患を発症するととまどい、もがき苦しみ、将来に不安を覚えます。 そのとき家族は過去をどう乗り越え、未来へ歩み出し「霧晴れる時」を迎えることができたのでしょうか。 こころの問題に悩む多くの人に贈る、家族15のモノガタリ。読む追体験で、将来への不安が薄らいでいきます。 30年にわたり、精神障がい者およびその家族と寄り添ってきた著者が、家族の人生を通して描く入門書。 分かりやすい用語解説も必読。公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会 協力 【「困難に負けず自分らしく生きる力を呼び覚ます、著者しか書けない家族のモノガタリ。】 〜埼玉県済生会なでしこメンタルクリニック院長/東洋大学名誉教授 白石 弘巳 先生 推薦〜 国民の4人に1人が精神疾患を発症する時代。今や、精神疾患はとても身近で、もはや無関心ではいられません。しかしながら、この病への理解は低く、家族は戸惑い、苦しみ、将来に不安を感じます。回復と自立には、家族の問題として押しつけるのではなく、家族を支えることが重要です。 【ルビや用語解説ー読みやすく、分かりやすい本】 本書では、日本福祉大学教授で社会福祉学博士の青木聖久先生が、精神保険福祉士(PSW)として30年にわたり、精神障がい者およびその家族と寄り添ってきた視点から、15組の家族にインタビューし、過去をどう乗り越え、未来へ歩み出したのかを紹介。家族は安心し、支援者は病を理解し、支援の方法を知ることができます。ストレス社会時代に多くの人の助けとなる本です。 難しい専門用語には解説を付け、読みにくい文字にはルビをふり、読みやすく、分かりやすい内容にしました。 【装丁は矢萩多聞氏】 公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会 協力のもと、生きづらさを抱える本人と家族が安心して暮らせる社会をめざす一般向け書籍シリーズ「みんなねっとライブラリー」第1弾。 シリーズの装丁は矢萩多聞氏が手がけます。 【著者は、全国の講演で大人気 青木 聖久(あおき きよひさ)氏 】 日本福祉大学教授 社会福祉学博士(精神保健福祉士)。1965年、淡路島出身。1988年、日本福祉大学社会福祉学部卒業後、PSWとして、慈圭病院(岡山)、関西青少年サナトリューム(神戸)という精神科病院で約14年間勤務。その後、サポートセンター西明石(作業所)の所長として4年間勤務。2006年より現職。 2004年に京都府立大学大学院福祉社会学研究科修士課程、2012年に龍谷大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。主な社会的活動として、全国精神保健福祉会連合会理事、日本精神保健福祉学会理事。 全国各地で開催の講演は分かりやすいと評判。 【新時代・令和は、こころが大切にされる時代になってほしい。】 ペンコムでは、令和元年、生きづらさを抱える本人と家族が安心して暮らせる社会をめざす一般向け書籍シリーズ「みんなねっとライブラリー」を創刊します。 同ライブラリーは、公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会 協力のもと、生きづらさを抱える本人と家族が安心して暮らせる社会をめざす一般向け書籍シリーズで、家族、当事者、医療、福祉、介護など、様々な著者が執筆します。精神障がいの本は出したって暗くて読まれないよ!!という既存の意識に一石を投ずるべくチャレンジします。 シリーズの装丁は矢萩多聞氏。中学で不登校となったことを機に南インドへ渡り、10代のほとんどをインドで暮らしながら、独自の才能を開花させた装丁家が「こころ」を伝えていきます。 小さな一歩ですが社会の仕組みを変える意気込みです。何卒、応援をよろしくお願いいたします。
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母が若年性アルツハイマーになりました。〜まんがで読む 家族のこころと介護の記録〜
¥1,650
若年性アルツハイマーを発症した母。自宅で介護する父。18年に及ぶ介護の日常を長女のNiccoがまんがで描く。認知症の人と家族の会推薦 【マスコミで取材続々! おかげさまで増刷】 発売以来、多くのマスコミのみなさんに著者及び書籍の取材をいただいています。 全国紙2紙、地方紙4紙、全国紙医療・健康・介護サイト、行政の広報誌、コミュニティ紙など… おかげさまで、お読みいただいた多くの方からご紹介いただき、口コミでひろがり増刷となりました。 【まんがで読む 家族のこころと介護の記録】 「あんな恐ろしい病気にはなりたくない」 今も耳に残る母の一言。 それは、私が結婚するより前のこと。 今ほど「アルツハイマー」という言葉になじみがなかった頃から、この病気を恐れていた母。 そんな母が、まさか、その病気になるなんて… 50代から自らの異変に気づき、受診を望んだ母。 発症から18年、自分が壊れていく不安、思いはあっても何もできないいらだち、病気が進行すると言語障害、歩行困難、喋下障害、寝たきり…。 最期は点滴で命をつなぎ、平成28年4月23日の未明、75歳の生涯を終えた。 ---------------- 若年性アルツハイマーを発症した著者の母。大好きだった母が壊れていく様を目の当たりにする衝撃、苦悩。 かつては家庭をふりかえる余裕すらなかった会社人間だった父が、仕事をしながら、そして退職後にわたり、居宅で細やかに介護する姿。 18年に及ぶ介護のリアルが、娘のNiccoさんを通じまんがで描かれていく。 【介護用語】と、【介護をして分かったこと】のワンポイント解説付きです。 ●公益社団法人 認知症の人と家族の会 推薦 「素敵な本です。推薦致します」 ●All About【介護】ガイド 横井孝治氏も絶賛 「認知症の家族を支える、すべての人に読んでほしい」
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お母ちゃんとの約束いっちゃんとキヨシちゃんが歩いた満州五五〇キロ
¥1,320
●10歳と6歳。姉弟二人で、… 満洲から引き揚げの実話 終戦から一年後、満州の通化から故郷の静岡までの道のりを、二人だけで引き揚げてきた幼い姉弟がいました。 「キヨシちゃんの手を絶対に離してはいけないよ」 お母ちゃんとの約束をひたすら守り続けて、10歳のいっちゃんは、6歳の弟・キヨシちゃんの手を引き、果てしなく続く中国の大地を、一歩また一歩と歩き続けたのでした。 二人の願いはただ一つ。 「お母ちゃんと会いたい! 」 しかし…… ●「死んじゃだめ。絶対に死んじゃだめ! 」 幼い姉弟の生き抜く力に涙する。 10歳と6歳。たった二人で、満洲から故郷の静岡へと引き揚げてきた70年前の事実を、80歳の「いっちゃん」が今、子供達に向けて語ってくれます。 こんな幼い姉弟が、どうやって日本にたどり着いたのか、過酷な状況は想像に難くありません。 しかし、苦難に見舞われるたび、二人はどんどん、たくましく強くなっていくのです。 「もう歩けない」と泣く弟を、「こんなところで死んじゃだめ! 」 励ましながら歩み続ける十歳の姉。 最後には、弟が姉を助けるまでにたくましく成長していくのです。
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A PROMISE TO LIVE FOR
¥1,100
※お客様へ。本書の言語は英語です。 2016年10月発刊の『お母ちゃんとの約束』英語翻訳版です。 A PROMISE TO LIVE FOR ~The story of how two small children had to trek all alone across Manchuria in 1946~ Originally published in Japanese in 2016, this English version is now available to spread Iku's inspiring story across the world. One year after World War II ended, in 1946, two young Japanese children, a sister and her brother, somehow defied the odds and survived a month long dangerous journey from the former Japanese colony of Manchuria in northeast China to their hometown in Japan. Iku was only 10 years old. She and her 6-yr. old brother traveled 340 miles on land, mostly on foot, day and night, with little food, clothing, or money while holding each other's hands. What kept them going every day? It was the promise that they made to their mother— “Never let go of each other's hand and safely return to Japan to be reunited with everyone." They simply wanted to see Mommy again. This is a true story of war, not of who's on the right side and who's on the wrong side, or who was crueler than the other, but how war impacts people everywhere, including innocent children, like Iku and her siblings. Most importantly, this book demonstrates how love, courage and determination can see us through the most difficult times. 70 years after the end of World War II, Iku finally decided to let her daughter, Izumi, tell her story to the whole world, hoping her ordeal will play a small part in contributing to world peace. All the illustrations in this book are done by Iku herself.