2021/06/25 14:13

自粛生活が続き、多くの人が不安な日々を過ごすなか、2020年11月2日に発刊された蔭山正子氏の書籍『心病む夫と生きていく方法 統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつくした結婚、子育て、仕事、つらさ、そして未来』(出版:ペンコム)に多くの方から「元気が出た」とメッセージをいただいています。

出版社ペンコム(本社:兵庫県明石市、代表:増田幸美)では、「あなたはひとりじゃない」、このメッセージが届くことを願って『心病む夫と生きていく方法』第1章をペンコムのウェブサイトにて連載しています。


連載のきっかけは、1枚のハガキでした

初めて同じ思いの人たちの声を聞くことができたという嬉しい気持ちにもなりました

「心の病気を持つ人が一番辛いという観点の本はあるのに、何故一緒に生活している人の思いを綴った本は無いのだろう。
家族だって泣きたいほど辛いのにとずっと思っていたところにこの本に出会いました。
私よりずっと大変な思いをしておられる人の体験談は泣かずに読めませんでした。そして初めて同じ思いの人たちの声を聞くことができたという嬉しい気持ちにもなりました。

定年後、双極性障害を発病した夫と生きています。
今は以前のようには戻らないまでも躁状態にならずに生活できていますが、調子の良い日は多くはありません。長くつき合わなければならない病気だと腹をくくるしかありません。私は仕事をしながら一定の距離を置いていますので今のところ煮詰まらずに済んでいます。

不安は多いですが一日一日を明るく生きていこうと思っています。
著者の蔭山先生の言葉が温かくてまた泣いてしまいました。
この本を作っていただきありがとうございました。