2021/01/15 11:37


『心病む夫と生きていく方法 統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつくした結婚、子育て、仕事、つらさ、そして未来』(蔭山正子・著、ペンコム・刊)に、読者の方からご感想をお寄せ頂きましたので、ご紹介させていただきます。

「これは私のことだ!」書籍『心病む夫と生きていく方法』にハガキでご感想をお寄せいただきました

こういう本をずっと求めていましたが、なかなか発行が難しい部類の本なので半ば諦めていました。新聞の紹介記事を見てすぐに購入しました。

(本書で紹介の)4人の体験談は、全く他人事ではなく、私自身のことでした。

今は体験談を読みながら、フフッと笑えるようになりましたが、一時期は私も同じようにうつ症状、パニック障害で入院もしたし、PTSD10年以上苦しみました。
2000
年の初め頃、大阪で精神障害者を夫に持つ配偶者の会があり、岡山から参加したことがあります。お互い話し始めたら止まらないというくらい、心の中のことを吐き出した思い出があります。

私は既に終わってしまった(夫は未だ入院中)が、つくづくものすごい年月だったなぁと改めて思いました。



『心病む夫と生きていく方法』が「2020年この3冊」に選書いただきました



『心病む夫と生きていく方法 統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつくした結婚、子育て、仕事、つらさ、そして未来』につきまして


【あなたはひとりじゃない】

ある日、夫の様子がいつもと違う。
明るく優しい夫が心の病を患った。
仕事に行けず、一日中家にいる夫。
子どもも小さく、これからの人生を考えると不安で押しつぶされそうになる妻。
統合失調症、双極性障害、うつ病…
妻がどのような困難にぶつかり、どう乗り越えてきたのか、そして、どのように変わったのか。
験談と座談会を通じて、ひとつひとつに向き合い、精神障がい者の家族支援研究者 蔭山正子先生(大阪大学大学院准教授)と一緒に考えていきます。

※妻の体験から役立ったこと等、分かりやすい解説付き。読みやすい本です。