2019/11/24 22:24
今年もCAを目指すみなさんの応援企画を始めます‼️
CAとなって世界中をめぐりたい!憧れの客室乗務員になるためには、何から手をつけたらいいのでしょう。
どんなことを学び、身につけ、試験に挑めばいいのでしょう。試験はどんな内容なのでしょう。……
今年も多くの学生さんが就職活動をし、また、高校生がCAを目指し学んでいます。
このWEB連載では、1500人以上もの教え子を航空業界に輩出している著者が、合格ノウハウをすべて公開し、最短で「CA就職内定」へと導いてくれる書籍『CA合格の教科書書き込み式ハンドブック2021就職版』(著:木野本美千代・日比ひろみ、発行:株式会社ペンコム、発売:株式会社インプレス)から、合格へのポイントをお伝えしていきます。
連載1回目は、「あなたは、なぜ客室乗務員をめざしますか」です。
初めがかんじん。まずはこころがまえから学んでいきましょう。
連載1 あなたは、なぜ客室乗務員(CA)を目指しますか?
【はじめに】
あなたは、なぜ客室乗務員になりたいのですか?
幼いころ、飛行機に乗って客室乗務員のお兄さんやお姉さんに親切にしてもらったから……と搭乗体験を答える人が大半ではないでしょうか。
小さいころ憧れたマンガのヒーロー・ヒロインが自分の理想像として無意識に心に刻まれ、その理想に向かって生きていくのはよくあることです。
ところが憧れだけでは就職できません。
仕事が「空」という特殊な環境のもと、日々の仕事が大変であったり、お客様からお叱りやクレームを受けたりすることもまた現実だからです。
「なぜ自分は客室乗務員になりたいんだろう」
「客室乗務員になってどんなサービスがしたいんだろう」
と考え、自分の中で答えを見つけない限り、まず会社はあなたに魅力を感じてくれません。
さらに、今求められている人材は、「何がしたいのか、何ができるのか」を基本姿勢にしながら、「会社という組織の人間として、自身の個性、強み、特長を生かして仕事をし、それが確実に会社への貢献につながるように行動していく」、まさにそういうことができる人なのです。
1人のお客様を見た瞬間、どのような方なのか、何があったのか、何を求めていらっしゃるのかを察知し、先を見据えた行動を起こす。
またお客様の国によって違うそれぞれの文化、国の情勢を鑑みての対応をしていく。
これら幅広い見識と客観的な視点を常に併せ持つことがとても大切になっています。
そのことでお客様は、その航空会社のファンになり、また自然と次の座席を予約されるのです。
客室乗務員は決して「腰掛け」の仕事ではありません。じっくり根を下ろして、会社に貢献しながら自分の人生を描いていく。
自分の道を自らが切り拓き、自らの足で歩いていく、そんな自分を描いてみてください。
あなたがこのテキストで勉強を終えて採用試験を受けるとき、「なりたい、なりたい」という気持ちから一歩進んで、
「この仕事でやりたいことがある」、
「成長していきたい自分がいる」、
「その先にはこの会社の顔になっていたい自分がいる」……
そうすれば必ず、『内定』が待っています!
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【著者】
木野本 美千代 キノモト ミチヨ
2級キャリアコンサルティング技能士/キャリア・デベロップメント・アドバイザー(日本キャリア開発協会)/キャリアコンサルタント/ホスピタリティコーディネータ/元日本航空客室乗務員
大手エアラインスクールで22年間、国内航空会社受験対策の面接・一般教養講師、外資系航空会社の日本語面接も担当。航空業界に送りこんだ客室乗務員やグランドスタッフの数は1500人以上に上る。現在大学にてカウンセリング、キャリア教育、エアラインセミナー講師として活躍。企業向けホスピタリティ研修講師。元大学の非常勤講師(ホスピタリティ論)
ホームページ http://ameblo.jp/20140405arigatou/
日比ひろみ ヒビ ヒロミ
2級キャリアコンサルティング技能士/キャリア・デベロップメント・アドバイザー(日本キャリア開発協会)/キャリアコンサルタント/元日本航空客室乗務員
大学でのキャリア教育やカウンセリング、エアラインセミナー講師として活躍。