2019年10月14日付けの毎日新聞(東京)12面「くらしナビ」にて、「追体験 霧晴れる時 今および未来を生きる 精神障がいのある人の家族 15のモノガタリ 」(青木聖久・著、ペンコム・刊、インプレス・販売)についてご掲載頂きました。
家族がある日、精神障害者になったらー。実際にこういう体験をした十五家族へのインタビューをまとめた書籍「追体験 霧晴れる時」が刊行された。障害当事者ではなく、周囲の家族にスポットを当てた内容。著者で精神保健福祉士の青木聖久日本福祉大教授は「家族が精神障害になると、他の家族は先が見えずにぼうぜんとなる。孤立し、追い詰められている人のヒントになれば」と話す。
青木教授は「治療の手助けを優先し、自分の人生の主人公でいられなくなる家族は多い。明るく笑えるようになった人の話を知ることによって、力を取り戻すきっかけになってほしい」としている。